【新機能】スマホカメラで複数医薬品のバーコードを一括読取 ~ピッキング監査システム「EveryPick」にマルチスキャン機能を追加~

簡単、スピーディー、持ち運びも便利。処方された医薬品を個別に照合する必要はなく、複数医薬品を一括カメラ照合可能。お手元のスマホ、タブレット端末の簡単操作で業務が驚くほど効率的に。

2022年8月25日
株式会社ファルモ

株式会社ファルモは、2021年6月にリリースしたクラウド型ピッキング監査システム「EveryPick(エブリピック)」(以下、EveryPick)に「マルチスキャン機能(一括バーコード読取モード)」を追加し、2022年8月25日より正式に提供を開始することをお知らせします。ピッキング監査の際に一括バーコード読取モードの設定に変更することで、複数医薬品の一括読取が可能となります。

概要

マルチスキャン機能とは
バーコード読取画面内に、該当患者様の処方されている医薬品のバーコードが収まっている場合に、一度で画面内の全ての医薬品のピッキング監査が可能となる機能です。

EveryPickマルチスキャン機能には大きく2つの特徴があります。

  • 1つ目は…ハンディ端末での監査システムでは、これまでできなかった複数一括読取が可能(監査で読み込む時間が大幅に削減)
    ※ 1度で読み取れる医薬品数の上限はなく、読取画面内に収まっていれば全て読取可能となります。
  • 2つ目は…マルチスキャン機能で照合した後に、監査結果を自動的に画像保存(エビデンスの保存として、これまで写真を撮影していた時間も削減)

従来製品と比べ、個別読取機能とマルチスキャン機能での監査所要時間は、なんと約3分の1に削減されました。

※ 医薬品6種類を読取し、監査、エビデンス(写真)の保存まで要した時間。自社調べ

新機能「マルチスキャン機能」追加の背景

薬局現場における「薬剤取り違え」等の調剤過誤は、薬局運営上見過ごせないリスクであり、患者様の健康を守るためにピッキング監査システムを導入している薬局は少なくありません。

一方で、特にスマホ端末やハンディターミナル形式の監査システムにおきましては、処方された医薬品を1剤1剤個別にピッキング監査する為、その分作業時間を必要としてしまうというのが大きな課題の一つでした。

今回「EveryPick」に「マルチスキャン機能」を追加することで、1回で全てのピッキング監査が可能となり、監査時間の大幅な短縮を実現することができました。もちろん、EveryPickでは1剤ずつ読み込むシングルスキャン機能も備えており、個々の薬局様のオペレーションに応じたご支援が可能。EveryPickは、従来の監査システムの枠を越えて、誰でも簡単に使える機能として薬局の業務効率化を強力にサポート致します。

新機能「マルチスキャン機能」の使用イメージ

【注目ポイント①】

マルチスキャン機能では、複数の医薬品のバーコードを1度で監査可能となります。
※ レセコン入力後・レセコン入力前の運用の場合においても、どちらでも対応可能となります。

【注目ポイント②】

マルチスキャン機能では、読取時の写真がエビデンスとしてもクラウドに画像保存されます。

クラウド型ピッキング監査システム「EveryPick」について

「EveryPick」は、医薬品のピッキングミスを防ぎ、薬局に安心を、患者様へ安全をお届けするためのクラウド型ピッキング監査システムです。今回の新機能により、店舗オペレーションの更なる改善が期待でき薬局の生産性向上に大きく寄与すると考えています。

これからの薬局で重要なことは「患者満足度」をいかに上げる事ができるか。それは患者様一人一人に向き合う薬局スタッフの「業務効率化」なくして実現するものではありません。そして業務効率化は、適切な「店舗オペレーション」があってこそ。EveryPickは薬局の業務効率化を推進し、薬局・薬剤師と患者様”双方”の薬局体験を支援していきます。

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